10月1日からスタンプラリー 常陸秋そば食べに来て 茨城・常陸太田 21店参加、抽選や記念品

茨城新聞
2021年9月30日

茨城県常陸太田市内で常陸秋そばを提供する店舗などでつくる「常陸太田のおそば屋さんの会」(後藤敏文会長)のスタンプラリーが、10月1日にスタートする。会員店のそばを堪能し、集めたスタンプの数に応じて抽選で食事券が当たる。今回は、参加店全てのスタンプを集めた応募者全員にパーフェクト賞として記念品が贈られることになった。

スタンプラリーは3年目で、市内の周遊促進や常陸秋そばのPRが目的。会員店22店舗のうち21店舗が参加し、各会員店でそばを食べて台紙にスタンプを押印。今回は応募スタンプ数の段階に「5個」を加えて4段階で設定し、3個で千円分、5個で2千円分、10個で3千円分、15個で1万円分の会員店で使える食事券が、抽選で当たる。

台紙の裏面には会員店の写真や住所、営業時間、休業日などを掲載。各店のQRコードをスマートフォンで読み取ると地図アプリで店の位置が確認できる。

同会は2018年10月に、同市が常陸秋そば発祥の地として知られ、貴重な地域資源となっていることから、常陸秋そばを使ったそば店のブランド力の向上を目的に発足。各会員店舗での「技術研さん・情報交換会」を続け、新型コロナウイルス感染症対策では保健所職員を講師に招いて講習会を開くなど店内の感染症対策に力を入れている。

同会では「常陸秋そばの発祥の地で楽しくそばの味を楽しんでほしい」と同ラリーへの参加を呼び掛けている。

期間は12月31日まで。応募は会員店に提出または同会事務局まで郵送。抽選は来年1月予定で当選は賞品の発送をもって代える。問い合わせ、申し込みは同会事務局の常陸太田市商工振興・企業誘致課(電)0294(72)3111(内線621)まで。