栃木プロレス元気に旗揚げ 【負けない 新型コロナ】ファンら生の迫力堪能 宇都宮オリオンスクエア

下野新聞
2021年8月26日

 【宇都宮】新型コロナウイルス収束後の日本をプロレスで元気づけようと6月に設立した「栃木プロレス」の旗揚げ興行が25日、江野町のオリオンスクエアで行われ、プロレスファンらが生の迫力を楽しんだ。

 無観客での開催も検討されたが、屋外開催という点と、臼井伸太郎(うすいしんたろう)代表や選手らの「(コロナが収束していない中だが)ソーシャルディスタンスを守った中で見てもらい、元気になってほしい」との思いから有観客で実施した。

 試合は30分1本マッチの3試合。観客は筋骨隆々の男たちによる激しいぶつかり合いに見入り、大谷晋二郎(おおたにしんじろう)選手(49)が登場した3試合目には会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 観戦した簗瀬小4年池内亮介(いけうちりょうすけ)君(10)は「勝ってほしいと思っていた選手が勝ってうれしかった」と満足顔。母親の二三枝(ふみえ)さん(39)は「パワーや元気をもらえますね」と話した。旗揚げ興行は26、27日も同所で午後4時半ごろから行われる。観戦無料。

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