地元の魅力 カフェから 太田産ニット 「メブキ」が開店

上毛新聞
2021年8月23日

 太田市のニットブランド「Mebuki(メブキ)」が、同市飯塚町にカフェ「film(フィルム)」をオープンした。同ブランドの事務所も兼ねており、デザイナーの小田幸村さん(22)=同市東長岡町=は「ニットを通じた出会いの場と、若者に地元の魅力を再発見してもらう場になれば」と話している。

 同ブランドは、同市のニット産業を盛り上げようと、小田さんとファッション系インフルエンサーの亀田修哉さん(22)=大泉町住吉=が5月に立ち上げ、ポップアップストアやオンラインストアを中心に販売してきた。

 カフェのコンセプトは「目新しいけど、どこか懐かしい」。店内はレコードから音楽が流れ、フィルムカメラや昔の雑誌が飾られており、若い世代には目新しく、大人世代には懐かしく感じる空間が演出されている。

 店名はフランス語で糸の意味を持つ「fil」とメブキの「m」を掛け合わせ、同店から太田ニットや地元の魅力を発信する意思を込めて名付けたという。

 市内のコーヒー専門店「アースライトコーヒー」の豆を使用した「コールドブリューコーヒー」(550円)や、オリジナルのオレンジソーダ(650円)などを提供する。今後、本県にちなんだメニューなどバリエーションを増やす予定。店内ではメブキの商品をオンラインストアの価格から千円引きで購入できる。

 「カフェに来てもらえれば、ニットの魅力もじっくり伝えることができる。地元にこんな格好良い場所があるんだと感じてもらいたい」と小田さん。不定休。問い合わせと営業時間などの詳細は公式インスタグラム(@film ̄98to99)へ。
(時田菜月)