極早生コメ「一番星」初売り始まる 茨城・潮来の道の駅

茨城新聞
2021年8月18日

潮来市前川の道の駅いたこで、極早生(わせ)品種のコメ「一番星」の初売りが始まった。一番星はあきたこまちに代わる品種として県が研究開発した。大きな粒と豊かな食味、冷めてもおいしく食べられることなどが特長だ。

潮来市では2013年から生産が行われており、例年、お盆前の出荷を目標にしている。今年は従来の2キロ袋入り(1200円)に加え、限定108個の贈答用木箱入り(2キロ、2千円)の2種類を販売する。

JAなめがたしおさいの棚谷保男組合長(67)は「間に合うか心配だったが、関係者の努力で今年もお盆前の初売りにこぎ着けることができた。ここでしか食べられないおいしいお米をしっかりPRしたい」と話した。原浩道潮来市長は「以前から贈答用の要望が多かった。出来たての新米を多くの人に味わってほしい」と呼び掛けている。

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