水府提灯や結城紬、茨城県工芸品を常設販売 水戸・京成百貨店 

茨城新聞
2021年8月14日

水戸京成百貨店(芹沢弘之社長)は、水戸市泉町の京成百貨店6階に茨城県の工芸品を集めた常設のセレクトショップ「IBARAKI craft(イバラキ・クラフト)」をオープンした。

Japonica(ヤポニカ)(石岡市)の杉材草木染めの食器や鈴木茂兵衛商店(水戸市)の水府提灯(ちょうちん)、奥順(結城市)の結城紬(つむぎ)、桂雛(城里町)のインテリアひな人形など8社の工芸品を取り扱う。ギャラリー陶正(笠間市)は笠間焼の若手作家の作品を1~3週間間隔で入れ替えて販売する。

同店の紳士・子供・リビング部リビング課の松本元係長は「これまで物産展などで扱っていた茨城の工芸品をセレクトショップとして初めて常設した。工芸品は今後も増やしていく予定で、新しい発見とモノとの出合いをしてほしい」と話した。

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