観光客がキクラゲ狩り 那珂川の農園

下野新聞
2021年7月2日

 【那珂川】芳井の「ともちゃん農園」でキクラゲ狩りが始まり、観光客らが新鮮、肉厚な生キクラゲを手摘みに訪れている。

 園主佐藤知子(さとうともこ)さん(63)は6年前からキクラゲ栽培を手掛ける。今年はビニールハウス1棟に約1800個の菌床を整備した。町内外の道の駅や農産物直売所などに出荷する傍ら、摘み取り体験を行う。

 近隣住民にも好評で、1日に摘み取りで訪れた芳井、主婦福嶋(ふくしま)タミさん(84)は「食感がプリプリで、炒めても、ご飯と一緒に炊いてもおいしい。毎年楽しみにしています」と笑顔で話した。

 キクラゲ狩りは9月末まで。営業時間は午前10時~午後4時。1パック400グラムで1200円。来園前に生育状況を電話で確認する。(問)同農園090・7427・2294。

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