弘道館を切手に 日本郵便 水戸の観光PR

茨城新聞
2021年6月28日

日本郵便は、水戸藩藩校の弘道館(水戸市三の丸)をモチーフにしたオリジナルフレーム切手を発売した。84円切手5枚1シートで920円。県央地区の全92郵便局で購入できる。500部限定。

切手は、NHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の作中で弘道館が登場することから、水戸の歴史に愛着を持ってもらおうと作成。

弘道館事務所から提供された写真を使い、満開の梅や桜、雪景色の正庁など、季節の移ろいを捉えたデザインとなっている。

日本郵便県中部地区統括局長の小松直之水戸下市郵便局長らが23にち市役所を訪れ、高橋靖市長に完成した切手を贈呈した。小松局長は「弘道館を切手にすることで、観光として市のPRや地元愛につながれば」と話す。高橋市長は「水戸のイメージアップを後押ししていただけて感謝。特産品として活用していきたい」と期待を込めた。

郵便局のネットショップでも100部限定で販売されている。

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