紅茶日本酒カクテル考案 ホテルニューイタヤ

下野新聞
2021年6月18日

 ホテルニューイタヤ(宇都宮市大通り2丁目、田嶋恭子(たじまきょうこ)社長)は17日、同ホテルで、日本酒と紅茶のカクテル「黄ぶなインペリアル」の発表会を開いた。宇都宮酒造(同市柳田町、菊地正幸(きくちまさゆき)社長)、ワイズティーネットワーク(同市曲師町、根本泰昌(ねもとやすまさ)社長)と連携して作った新商品。21日から同ホテルのコーヒーラウンジで提供する。

 ホテルニューイタヤの田嶋宏章(たじまひろあき)専務によると、コロナ禍が続く厳しい環境の中、来年、創業140周年を迎えることから同じ市内の企業と組んだ商品を企画した。田嶋専務は発表会で「地域貢献と皆さまに恩返ししたいと考案した」とあいさつした。

 新商品は、疫病退散の伝説から命名された日本酒「四季桜 黄ぶな」に、根本社長が独自に茶葉をブレンドした紅茶「ワイズ・インペリアル」を合わせた。アルコール分は7%台。

 根本社長は「紅茶の香りは日本酒の風味に負けてしまうが、そうならず紅茶の風味が残っている」と紹介した。菊地社長は「日本酒と紅茶を本格的にカクテルにした商品は初めてだと思う。新感覚の酒」と説明した。

 同ホテルでは180ミリリットル入りグラスを800円で提供する。

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