一口ごとに変わる食感  牛肉と季節の野菜の角切りステーキ クローバーボヌール(大田原)

下野新聞
2021年6月4日

 サーロインやテンダーロイン、ロース、ハラミ。複数の部位の角切りステーキが盛られた鉄板に、十数種類の野菜が鮮やかな彩りを添える。一口ごとに変わる食感や香り。佐々木豊(ささきゆたか)支配人(55)は「与一和牛などのお宝も時々入っており、いろんな味を楽しめる」と語る。

 同店は牛のさまざまな部位のステーキを用意しており、成形した時に生じる小さな肉を角切りステーキとして提供している。地元生産者のおいしい野菜とともに、手頃な値段で楽しんでもらおうと考案。和風な味付けで、ご飯にもパンにも合う人気メニューだ。

 店内はレストラン、カフェ、バーの3エリアに分かれる。メニューは共通で、訪れた人は、その日の気分や目的に合わせてエリアを選んで食事を楽しむ。

 オーナーシェフの山口久雄(やまぐちひさお)社長(60)は「女子会などで自由に、カジュアルに楽しんでほしい。新型コロナウイルス禍だが、香りのあるおいしい料理を食べて栄養を取ってもらえたらうれしい」と話す。

 平日夜は「夜ランチ」があり、ここ数週間は旬のたけのこご飯が付く。すてきなサービスで幸せな気分になれる。

 【メモ】1550円▽大田原市浅香5の3764の95▽営業時間 午前11時~午後3時、午後5~9時(金、土曜は同10時)▽定休日 月曜▽(問)0287・23・5311。

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