バラ1000本見頃 日立の艫神社 6月20日までバラ園開放

茨城新聞
2021年5月25日

茨城県日立市十王町友部東4丁目の艫(とも)神社に隣接するバラ園で、期間限定のイベント「薔薇之刻(ばらのとき)」が開かれ、見頃を迎えている。

赤、白、オレンジなど色とりどりに咲き誇る約800種1000本のバラは、同神社の宮司、中村昭良さんが30年間趣味で育てているもの。同イベントは昨年から開催されており、野バラやつるバラなど、多数の種類をそろえる。茨城バラ会県北の会長も務める中村さんが一つ一つ苗を集め、育てている。同会には180人の会員が所属し、春と秋の年2回、県植物園(那珂市戸)でバラ展を開催する。

中村さんはバラの魅力を、さまざまな形、色、香りがあることだと語る。「コロナで遠出ができない中、バラを見ながらゆったりとした時間を楽しんでほしい」と話す。

バラ園は6月20日まで開放中。同神社では、バラにちなんだ御朱印を同期間限定で販売している。見開きサイズ800円、通常サイズ500円。

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