口当たり優しく 韓国茶屋 (2)パッピンス

下野新聞
2021年5月17日

 韓国のかき氷「パッピンス」。若者を中心に人気上昇中の韓国スイーツで、「韓国茶屋 ハノク(2)」の看板メニューだ。

 味は「黒みつ×きなこ」「抹茶」「いちご」「チョコ」の4種類(各825円)がある。なかでもお薦めは「黒みつ×きなこ」。ミルク味のふわふわな氷の上に、きなこと小豆、アイスがトッピングされ、黒みつをかけて食べる。パッピンスは日本のかき氷と異なり、口に入れるとふんわりと溶け、口当たりが優しい。ミルク味の氷は甘すぎず、きなこの香ばしさと相性が抜群だ。ビビンバのように、トッピングと氷をかき混ぜてから食べるのが韓国流。氷がふわふわだからなのか、大口を開けて食べても頭が痛くならない。

 不動前3丁目で韓国料理店を営むオーナーの車在哲(チャジェチョル)さん(41)が昨年7月にオープン。「本場の味を大切にしている」と言い、味に妥協はしないのが信念という。店内は落ち着いた色味のインテリアでまとめられ、ゆっくりできるのもありがたい。パッピンスのほかにも、ヤンニョムチキンやビビンバといったメニューもある。

 最近は日差しが強い日も多い。夏にぴったりの韓国スイーツを食べて、旅行気分を満喫してはいかがだろう。

 【メモ】宇都宮市西1の1の3▽営業時間 月~木曜は午前11時半~午後8時。金、土曜は午後2~11時▽定休日 日曜、第2月曜▽(問)028・307・8172

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