バラ500種 咲き競う 足利

下野新聞
2021年5月13日

 【足利】迫間(はさま)町のあしかがフラワーパークで、500種2500株のバラが咲きそろい、新緑の景色に彩りを添えている。

 薄曇りの9日は、家族連れなどが甘い香りが漂う園内を散策。品種名の札を確認したり写真撮影をしたりしながら楽しんだ。

 園内のバラは6日すぎ、例年より4、5日早く見頃を迎えた。今月いっぱい楽しめるという。

 メインのローズガーデンは、バラだけでなく季節の花々を寄せ植えて英国庭園風に仕上げた。高さ4メートル、幅120メートルの「バラの壁画」は水路にも映り込んで華やか。管理責任者白橋弘幸(しらはしひろゆき)さん(59)は「絵画のように多様な花の色合い、表情を楽しんでほしい」と話している。

 庭の手入れが趣味という栃木市大平町、主婦大島正子(おおしままさこ)さん(69)は「他の花との組み合わせがすてきで勉強になる。同じように作ってみたい」と見入っていた。

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