ツツジ2年ぶり満開 古河三中

茨城新聞
2021年5月2日

古河市下山町の市立古河第三中学校(赤松章校長、生徒410人)で、校舎西側の外柵沿いに植えられたツツジが2年ぶりに満開となった。約120メートルにわたる生け垣が紫やピンク、白色の花で染まり、生徒や学校関係者を和ませている。

ツツジは高さ約1・4メートル。約20年前からあり、用務員の立木喜美雄さん(74)らが枝を剪定(せんてい)した結果、2018年にそろって開花した。昨年は枝を切り過ぎたため、育成に専念。教職員や生徒の有志たちが掃き掃除を行いながら見守った結果、再び花を一面に咲かせるようになった。

同校2年、大橋美月さん(14)は「色鮮やかできれい。三中だからこそ見られる景観を大切にしていきたい」。昨年度から赴任した梁河昌彦教頭は、初めて見る満開の花に「見事に咲いてくれてうれしい」と目を細めた。

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