《茨ぱん(ibapan)》Boulangerie encuit(つくば市) 愛情注いたサクサクのクロワッサン 

茨城新聞
2021年5月4日

閑静な住宅地にある「Boulangerie encuit(ブーランジェリー・アンキュイ)」。茨城県取手市生まれの小山洋樹さん(51)がオーナーシェフを務め、「自分が納得し、手間暇かけても品質が良くおいしいパン」をモットーにパンに愛情を注ぐ。

看板商品は「クロワッサン」(194円)=写真手前。脂っこさはなくサクサクとした食感。小山さんが約20年間、試行錯誤し出来上がった。「小麦粉や水、砂糖などの配合が1%違っても味がまったく違う」。焼き立てを提供したいと平日は5回、休日は6回焼き上げる。それでも、予約制限を掛ける日があるほどの人気ぶりだ。

「3種類のナッツ」(270円)=写真右奥。生地がほんのり甘く、マカダミアナッツ、ヘーゼルナッツ、クルミの香ばしさが味わえる。「クリームチーズやお酒とも合います」と、接客を担当する妻の友香さん(53)はにっこり。低温で約1時間20分焼き上げる「カヌレ」(194円)=写真左奥。外はカリカリ、中はふんわりと、ラム酒の香りが漂う。店名は日本語で「よく焼けた」を意味する。2010年の開店以来、どのパンもどの焼き菓子もちょうど良く焼けた最高の味を届けている。

つくば市稲荷前33の1
定休は火・水曜日
午前9時~午後7時30分
(電)029(879)7258

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