早春の光浴び、かれんに 「雪割草」見頃 みかも山公園

下野新聞
2021年2月22日

「雪割草」の名で知られるミスミソウが栃木市と佐野市にまたがる「みかも山公園」で咲き始め、来園者に春の訪れを告げている。

雪割草はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草の総称。同公園では南口広場近くの雑木林の斜面で見ることができる。例年は2月上旬に咲くが、今年は中旬に開花した。

19日は1~2センチほどの白色、紫色、ピンク色のかれんな花が咲いていた。来園者はしゃがみ込んで、落ち葉の合間から姿を見せた雪割草を楽しんでいた。

宇都宮市屋板町、主婦水沼敦子(みずぬまあつこ)さん(50)は「咲き始めたと聞いて来た。かわいらしかった」と話した。見頃は今月末ごろまで。

同公園緑の相談所では23日まで「みかも山に咲く花写真展」も開かれている。

 

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