さかなクンの絵、アマビエ版画に 日動画廊、2種類販売開始 各200枚限定 売り上げ一部、医療者へ

茨城新聞
2021年1月22日

日動画廊(東京)は、魚博士のさかなクンが疫病よけの妖怪「アマビエ」を描いた絵画を原画とした版画2種類の販売を始めた。どちらも200枚限定で、売り上げの一部は、新型コロナウイルス禍で苦労している医療従事者への寄付金に充てるという。

原画はともに、昨年7~9月に笠間日動美術館(笠間市)で開催した企画展「さかなクンのギョ苦楽展」に出品された。墨や筆ペンを使って描かれ、一方は黄や青の彩色があり、もう一方は黒一色で、後者には「平和な日常が戻りますように心より願います」と作者の文字によるメッセージも書き込まれている。

さかなクンの作品を原画にした版画「あまびえ様」の小

カラーの「あまびえ様(大)」は作品本体のサイズが縦455ミリ、横379ミリ、モノクロの「同(小)」は縦334ミリ、横243ミリ。ともにさかなクンのサイン入りで、額装されている。価格は大が4万5千円(税込み)、小は3万5千円(同)。作品は画像データを利用する「ジークレープリント」の技法を使い、原画を縮小している。

作品の取り扱いはウェブ日動画廊(web-nichido.com)で。問い合わせは同画廊(電)03(3571)2553

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