トマトの酸味とこく絶妙  スパゲティ ボロネーゼ ラーペロンツァ(下野)

下野新聞
2021年1月2日

 古くから農耕が盛んな下野市南東部の旧吉田村地区。のどかな町並みの中におしゃれなイタリア料理店がある。日の光が差し込む心地よい店は、いつも予約でいっぱいだ。

 3種類のパスタから選べるランチのパスタセット(1620円)は、スープ、サラダ、パン、ドリンク付き。毎週日曜日にメニューが切り替わり、今月13~19日提供予定の「スパゲティボロネーゼ」はゴロッとしたひき肉がうれしい。トマトの酸味が肉のうま味を引き立てている。「キノコやパンチェッタ、2種のチーズを使い、こくを出している」と西山悟史(にしやまさとし)シェフ(46)。子どもが好きなのはもちろん、大人もはまる味だ。

 このほかスープセット(1300円)やラザニアプレート(1430円)などがある。西山シェフは「店のインスタグラムを見て、遠くからもお客さまが来てくれる。誰もが入りやすい店づくりを心掛けていきたい」と話す。

 店を運営する伊澤いちご園(伊澤敦彦(いざわあつひこ)社長)のジェラートも店内で製造し、8種類ほどを販売。ランチには季節のジェラートパフェ(400円)を付けることもできる。

 【メモ】下野市本吉田937の1。午前11時~午後3時、午後5時半~9時(火曜はランチのみ)。月曜定休。(問)0285・39・7708。

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