勇壮に山の上へ 宇都宮・羽黒山神社で梵天祭 24日は「ミニ梵天」奉納

下野新聞
2015年11月24日

 五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願う梵天(ぼんてん)祭が23日、宇都宮市今里町で始まった。この日は冷たい雨が降りしきる空模様となったが、同市上河内地区内の自治会などから集まった11本の梵天が空高く掲げられると、通りは熱気に包まれた。

 江戸時代中期から同地区に伝わる伝統行事。竹の先に房が付いた約20メートルの梵天を、そろいの法被を着た若者たちが担ぎ、通りを「ホイサ、ホイサ」の掛け声とともに勇壮に練り歩いた。その後、羽黒山神社に続く険しい参道を上り、同神社に奉納した。

 24日は地元の子どもたちがミニサイズの梵天を奉納する。

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