曽祖母宅をリノベーション 桐生・錦町で梶原さんがカフェ起業

上毛新聞
2020年11月29日

 群馬県桐生市に住む梶原奈未さん(22)が今月、同市錦町の曽祖母宅をリノベーションしてカフェを開業した。家族や知人に協力してもらい、業者に頼らず築50年超の空き家を生まれ変わらせた。

 店名は「Second House(セカンド・ハウス)733」。10年ほど前から空き家だった建物を活用し、今夏以降に両親らと共に改修してきた。

 店内にはテーブルとカウンターの席を用意し、コーヒーや紅茶のほか、こだわりのパンを使ったサンドイッチなどを提供する。テークアウトにも対応。輸入品の菓子なども販売している。

 梶原さんは桐生商業高出身で、保育士を経て起業した。「曽祖母の家は私にとってセカンドハウスだけれど、訪れた人のセカンドハウスにもなるように居心地の良さを大事にしたい」と話す。

 営業時間は午前11時~午後6時。日、月曜定休。問い合わせは同店(電話0277-46-6674)へ。