《北毛発 真田街道湯めぐり》渋温泉 外湯9カ所巡り満願成就

上毛新聞
2015年11月23日

魅力ある温泉地が点在する北信濃に、開湯1300年と伝わる渋温泉がある。武田信玄ゆかりの湯としても知られるほか、江戸から草津、善光寺へと至る街道沿いの温泉地としてにぎわってきた。
温泉街の中心にある創業300年の「真田家旧本陣つばたや旅館」(山ノ内町平穏、☎0269・33・2165)=写真=は、江戸後期、治水工事に尽力したことで松代藩真田氏から功績を認められ、“本陣”とされたという。
女将(おかみ)の吉田千絵子さん(58)は「水の便が悪く、米はほとんど取れなかったと聞いています。私財を投げ出し、地域に貢献したことが評価されたようです」と解説する。
現在、情緒ある石畳の温泉街では、九つの外湯(共同浴場)巡りを楽しむ人たちの姿が見られる。一番から九番湯まで巡り、最後に“高薬師さん”に詣でると満願成就。九(苦)労を流し、厄よけ、不老長寿などの御利益があるとされ人気を集めている。

地図 →

この付近の観光ニュース →