グランピング施設公開 JR土合駅14日開業

上毛新聞
2020年11月13日

「日本一のモグラ駅」として知られるJR土合駅(みなかみ町湯檜曽)を活用したグランピング施設「DOAI VILLAGE」が11日、報道陣に公開された。施設は14日に開業する。利用者が宿泊だけでなく、カフェなどで観光客や地元住民と交流することでにぎわいを創出。新型コロナウイルス対策として3密を避けつつ、新たなコミュニティーづくりを図る。

11日はJR東日本高崎支社の木村法雄支社長ら関係者が集まり、盛況を祈願した。JR東日本スタートアップ(東京都)の柴田裕社長は「3密と懸け離れた自然の中で、非日常と新たな旅を味わってもらいたい」と話し、運営するヴィレッジインク(静岡県)の橋村和徳社長は「地域のハブステーションとして育てたい」と意気込みを語った。

宿泊エリアでは、4棟のゲストルームを8棟に増やす予定。年内は土日の予約が埋まっている状態だという。今後は、利用者がラフティングやスノーシューなどを一緒に楽しめるプランも検討している。