赤ちゃんキリン公開 日立かみね動物園 入園者「かわいいね」

茨城新聞
2020年11月2日

日立市宮田町5丁目の市かみね動物園で9月に誕生したキリンの赤ちゃんが一般公開された。「クルミ」と名付けられた赤ちゃんキリンは生後約1カ月ながら、しっかりした足取りでグラウンドを歩き回り、詰め掛けた親子連れは「かわいいねー」などと声を掛け合った。

メスの赤ちゃんキリンは9月30日午後0時19分ごろに生まれた。父親「シゲル」と母親「キリナ」との間にできた3番目の子どもになる。同園によると、誕生時の体長は約180センチ、体重は約60キロだった。同日が「クルミの日」だったことにちなんで命名された。

産み落とされた2、3時間後には自力で立ち上がった。母乳を飲んで順調に成長し、現在の体長は約200センチ。大人になるまでには4~5年かかるという。

クルミは午前9時半ごろ、獣舎からメイングラウンドに登場。座って日なたぼっこしたり、小走りしたりしたほか、両親に寄り添う姿も見られた。来園者からは「キリンの赤ちゃんだ、まだ小さいね」などの歓声が上がった。

3日まで市郷土博物館との共同企画「ズーハク」も実施中。両施設でクイズラリーが行われている。

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