J1鹿島ホーム試合観戦ツアー ヘリで空の旅 スタジアムが「宝石のよう」

茨城新聞
2020年11月1日

ヘリコプターでカシマへ行こう-。東京都と鹿嶋市をヘリコプターで結び、サッカーJ1鹿島アントラーズの試合を観戦するツアーが10月24日にあり、鹿島ファンが空の旅と試合を楽しんだ。観光地域づくり法人「アントラーズホームタウンDMO」が企画・運営しており、実施は初めて。

今回のツアーは、動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」の新規加入者特典。抽選で当たった鹿島ファン4人が参加した。

ヘリコプターは午後0時2分に東京都江東区の東京ヘリポートを離陸。約30分後に鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムの上空を通過し、同0時42分、同市平井の特設ヘリポートに着陸した。

鉾田市生まれ、潮来市育ちで、現在は長崎県在住の会社員、吉田誉さん(43)は「ふるさとがどんどん近づいてくる。初めて乗ったが最高だった」と空の旅を満喫した様子。空から見るカシマスタジアムを「宝石のようだった」と表現した。

参加者はその後、タクシーに乗り込みカシマスタジアムへ。同2時からの広島戦を観戦後、再びタクシーで特設ヘリポートに戻り、同4時35分、ヘリコプターは東京都に向け出発した。

同ツアーは、今季のホームゲーム開催日に合わせて販売もしている。問い合わせは同DMO(電)0299(77)9500

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