市内作家18人の力作一堂に つくば美術展、25日まで

茨城新聞
2020年10月17日

つくば市などの主催で、市内在住の美術作家たちの作品を紹介する「つくば美術展」(同市、つくば文化振興財団主催、アート・コアつくば企画協力)が25日まで、同市吾妻の県つくば美術館で開かれている。筑波大の美術教員らを含む多士済々の顔触れで、絵画と彫刻などに18人の69点が展示されている。

同展は、つくばエクスプレス(TX)が開通した2005年から隔年開催され、今年で8回目。今回は洋画、日本画、版画、彫刻の各分野の作品が並ぶ。出品作家中、筑波大の美術教員(退官者含む)が7人含まれ、中央の公募展や県内でもよく知られた人も多い。

高さ約3.3メートル、横幅約5メートルの「愚者の階梯(かいてい)」という玉川信一さんの油彩画作品はサイズ感が圧倒的だ。洋画で大竹山規(ただし)さんの作品は「シャンパーニュのある静物」などいずれも小品ながら、気品の高さが際立つ。仏山(ほとけやま)輝美さんの「約束」は、目を背けたくなるようなおどろおどろしさがあり強烈。彫刻では、北沢努さんの「森に棲む」が、自然木の形体を生かし、石こうの足を付けることで擬人化した表現で、着想に面白みがある。

入場無料だが、入場の際、マスク着用と氏名・連絡先の提出を求められる。

鑑賞に訪れていた女性(80)は「自分も絵を描いているが、並大抵ではないエネルギーだと感じた。作風がそれぞれ違うが、それもまた良かった」と話していた。

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