アサガオ石壁彩る 「ラストエンペラー」ゆかり 高崎文化会館

上毛新聞
2020年9月28日

 中国清朝の「ラストエンペラー」として知られ、後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀(ふぎ)の弟、溥傑(ふけつ)夫妻ゆかりのアサガオが高崎市の高崎文化会館で花を咲かせ、正面入り口南側の石壁を鮮やかに彩っている。職員が種を譲り受け、今年初めて栽培していた。

 アサガオは溥傑の妻、浩(ひろ)が1960年代に中国・北京に移住する際、日本から種を持ち込み、夫婦が自宅で大切に育てたとされる。2人の死後、世話を引き継いだ次女の福永?生(こせい)さんが、日中友好の証として種を配ったという。

 深い赤紫色に白い縁取りの花弁が特徴。同館は職員が知人から種を譲り受けたことを機に、6月に種をまいて育ててきた。

 正面入り口にある高さ約3メートルの石壁の下に鉢を4つ並べ、網につるをはわせている。長梅雨と酷暑の影響が心配されたが、9月に入って花が開き始めたという。

 同館の町田真由実さん(48)は「朝9時ごろが見頃。たくさんの人に立ち寄ってほしい」と話した。

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