「常陸の輝き」、ソーセージに 茨城県銘柄豚 とうまや商店が2種類

茨城新聞
2020年9月24日

肉卸売販売のとうまや商店(稲敷市角崎、篠原大樹代表)が手掛ける手作りハム・ソーセージ専門店「松かたシャルキュトリー」(同所)は県銘柄豚「常陸の輝き」のソーセージを発売した。ソーセージはプレーンと、ふわふわとした食感の2種類。3本入り120グラムで780円(税抜き)。脂の口当たりは軽くこくがあり、常陸の輝きの特長を生かした商品になったという。

同市阿波崎の高須ファームが生産した豚肉を使用し、パッケージには農場名も明記。同市役所内の「あゆみほっとカフェ」で販売している。今後は種類を増やし、同市のふるさと納税返礼品として出品予定で、販売先も広げたい考えだ。

「常陸の輝き」は2018年12月に販売を開始したばかりで養豚農家7戸が生産。加工品もまだ少ない。加工品にすることで、ももや肩、すねなどの一般の豚肉と同等の価格で取引されていた部位も常陸の輝きとして販売が可能になった。

篠原代表は「生肉で流通するのと比べて加工品は味の劣化が進みにくく、気軽に食べられる。常陸の輝きを多くの人に知ってもらいたい」と話している。

地図を開く 近くのニュース