癖がないサーモンが特長 金谷ゆずサーモンのフライ ロイヤルサンド 中禅寺金谷ホテル コーヒーハウスユーコン(日光)

下野新聞
2020年6月21日

 奥日光の中禅寺湖畔にある洋食喫茶店「中禅寺金谷ホテル コーヒーハウスユーコン」で一押しのサンドイッチが、「金谷ゆずサーモンのフライ ロイヤルサンド」。新型コロナウイルスの影響で同ホテルの休業中、テークアウトでも満足してもらえる食事を提供しようと、料理長の増子陽(ましこあきら)さん(47)が新メニューとして開発した。

 フライにしたサーモンは癖がなく、県内の農家から直接仕入れたというレタス「ハンサムグリーン」などの野菜と相性抜群。金谷ホテルベーカリー(日光市土沢)の食パンの「ロイヤルブレッド」で挟み、上品なサンドイッチに仕上げた。フライドポテトとミニトマトが添えてある。

 最大の特長はサーモン。同ホテルを運営する金谷ホテル(日光市上鉢石(はついし)町)の清滝養鱒(ようそん)場で育てたプレミアムヤシオマスだ。「男体山の伏流水を用い、ユズの皮を餌に添加し育てたため臭みがなく、身の奥の方からかんきつ系の香りが楽しめる」と増子さん。

 今月1日、今季の営業を始めた。増子さんは「地産地消にこだわった金谷ホテルの料理を多くのお客さまに届けたい。このような状況だからこそ地元の人に楽しんでもらえれば」と話した。

 【メモ】「金谷ゆずサーモンのフライ ロイヤルサンド」は1600円。▽日光市中宮祠2482▽当面は時間短縮営業で午前11時半~午後3時半▽(問)中禅寺金谷ホテル0288・51・0001

地図を開く 近くのニュース