筑波山、新緑楽しむ 規制解除で登山客

茨城新聞
2020年5月25日

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入山規制が解かれて初めての日曜日となった24日、筑波山には多くの登山客が訪れた。親子連れやカップルらの姿も目立ち、久しぶりの山登りを楽しんだ。
 
 本県の緊急事態宣言が解除されたことを受け、4月下旬から閉鎖されていた駐車場5カ所や登山道は今月18日に解除。ケーブルカーやロープウエーの運行も同日から再開されていた。
 
 つくば市筑波の筑波山ロープウエー・つつじケ丘駅では、感染予防策としてアルコール消毒を徹底し、密集を避けるため1回に71人乗れるロープウエーの乗員を15人に制限して運行。マスク着用や乗車前に改札口に集まらないことなども呼び掛けている。
 
 女体山を目指すスタート地点・つつじケ丘入り口からは、多くの登山家が山頂を目指した。
 
 友人と2人で登った常総市の会社員男性(37)は「3月中旬ごろから在宅で仕事をすることが多く、体がなまっていた。いい運動になる」と心地よい汗を拭っていた。

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