自然茨城夏神社《いばらき紀行》神域抱く朝霧 河内町茨城新聞2020年5月10日 神域を抱くように朝霧が立ち込め、水田地帯は森厳な世界になり代わる。茨城県内有数の米どころ、河内町にある田に囲まれた神社。風がなく霧が出た朝、田植え準備のため、水が張られた水面に、鳥居や御神木が鏡のように映る。霧によって周りの景色は白色に溶け、まるで神社が湖上にぽつんとあるようにも見える。 約10年間、霧の神社をカメラで狙う町職員、石山正光さん(64)は「理想的な撮影環境になったのは、これまでほんの数回。だからこそ、出合えたときは、神々しい気持ちになる」と感嘆する 地図を開く 近くのニュース自然茨城夏神社