ギョーザケーキで笑顔に 宇都宮餃子会が販売開始

下野新聞
2020年5月5日

 宇都宮餃子(ぎょーざ)会は、2段重ねの羽根付きギョーザをケーキに見立てた「バースデーギョーザ」の販売を始めた。30個のギョーザを使い、ろうそくと一緒にケーキの箱に入れる。鈴木章弘(すずきあきひろ)事務局長(47)は「新型コロナウイルスの影響で暗いニュースばかり。外出自粛をする市民に、少しでも笑顔になってほしい」と期待を込める。

 同会は直営店「来らっせ本店」を運営しているが、新型コロナ感染予防のため6日まで店内飲食を停止。代わりに専用メニューでテークアウトとデリバリーを始め、その一環でバースデーギョーザを企画した。

 2段重ねの上段(12個)は2店舗、下段(18個)は3店舗まで使用するギョーザを選ぶことができる。円形に並べて「羽根」でギョーザ同士をくっつけて焼き上げる。2500円。

 鈴木事務局長は「家にいるとSNS(会員制交流サイト)の話題がないと思う。ギョーザの話題を発信し、『いいね』やリツイートをしてもらうことで、一人じゃないという思いも感じてもらいたい」と話した。

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