春風にすいすい　土浦・亀城公園にこいのぼり

　5月5日のこどもの日を控え、土浦市中央1丁目の亀城公園の堀に、こいのぼりの群れがお目見えした。色とりどりの約500匹が春風を受けてすいすいと泳ぐ姿が水面を彩っている。5月6日まで。
　
　「土浦まちなか活(い)き活(い)き鯉のぼり事業」の一環で、市が2010年度から実施。コロナウイルス感染防止のため、同市内は昼夜の外出自粛要請が出ているが、息抜きで散歩をする市民が訪れている。同市川口の女性(66)は小学4年と1年の孫2人と訪れた。「子どもたちのストレス発散のため見に来た。こいのぼりはきれいだけど、今年は人も少なく寂しい」とマスク姿で話した。
　
　こいのぼりは商店街などにも計約1300匹が飾られている。市商工観光課は「感染に気を付けて、散歩のついでに見てもらえれば」と語った