円形の輝き 夜に映える カンセキスタジアムとちぎ 投光器点灯させ照明試験

下野新聞
2020年3月26日
夕暮れの中、幻想的に浮かび上がる「カンセキスタジアムとちぎ」

 今春に完成する宇都宮市西川田2丁目の「カンセキスタジアムとちぎ」(県総合運動公園陸上競技場)で夜間照明が点灯し、暗闇に白い輝きを放っている。

 電気設備を担当する共同事業体(JV)の照度試験で、場内の392台の投光器を点灯。フィールドなどの照度を調べ、照明設備の最終確認を行っている。完成までに8日間実施するという。23日夜、小型無人機で上空から見るとドーナツ状の白い屋根の中に、緑の芝と青いトラックが浮かび上がり、市街地の夜景を彩っていた。

 「カンセキスタジアムとちぎ」はサッカーのJ1公式戦や陸上競技の国際大会、国体などが開催できる予定。5月3日にはスタジアムの完成式典を行う。

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