杜氏が醸した古酒を使ったスパークリング酒

古酒 泡立つ 大田原の天鷹酒造 CF返礼品、限定400本

下野新聞
2020年3月24日

 天鷹酒造(大田原市蛭畑、尾崎宗範(おざきむねのり)社長)は、岩手・南部杜氏(とうじ)が17年前に醸した大吟醸酒をスパークリング酒として生まれ変わらせた。インターネット上で資金を募るクラウドファンディング(CF)の返礼品として、支援者に400本限定で贈る。

 南部杜氏の直町昊悦(すぐまちこうえつ)氏(77)は長年、天鷹酒造で醸造の最高責任者を務めている。昨年、直町氏が黄綬褒章を受章したことを記念し、日本酒業界では珍しい古酒を使ったスパークリング酒の開発が始まった。

 杜氏の指導を受ける若手蔵人たちが製品化を担った。大吟醸酒を瓶内で再発酵させ、適度なガス圧に調整しながら、穏やかな香りを残すために試行錯誤を重ねた。

 尾崎社長は「今までにないタイプのお酒になる。杜氏の技術を若手が引き継ぎ、新しい醸造技術にチャレンジしたという点でも意義がある」と話す。

 支援はCFサイト「Makuake(マクアケ)」で受け付けている。目標額は50万円。期限は6月8日までだが、400本がなくなり次第終了となる。寄付は1口1万円から募り、金額に応じて返礼品の内容が変わる。

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