旅の玄関に温泉図書館 観光客の利用見込む 広さ2倍に 草津 バスターミナルに移転 

上毛新聞
2015年11月6日

草津町は3日、町役場にあった町立図書館を近くの草津温泉バスターミナルに移転し、「温泉図書館」と名付けて再スタートさせた。蔵書数は約5万冊。通常の書籍のほか、温泉関係の資料や書籍を並べた。観光客が立ち寄りやすい場所で、国内屈指の温泉地にある図書館の魅力を発信する。

もともとバスターミナルの3階にあり、草津温泉の歴史を伝える資料や写真を展示していた温泉資料館を改修し、町立図書館の蔵書を移した。広さは旧図書館の2倍となる約400平方メートルを確保した。旧温泉資料館の既存資料とともに、寄贈を受けた温泉関連の書籍などを順次並べる。
町民をはじめ、バスを利用する観光客らの待ち時間に活用してもらうことを想定する。読書を満喫しながら、温泉街や山並みの景観を楽しめるよう窓側にカウンター44席を配置した。足音が響きにくい床材や車いす用リフトも設け、図書館入り口には温泉情緒を醸し出すオリジナルデザインののれんを掛ける。総事業費は約4千万円。
3日にはオープニングセレモニーを開き、町関係者約70人が出席して内覧会を行った。黒岩信忠町長は「今後は(バスターミナルに)観光協会を移転させる。観光の最前線の基地と位置付けて充実を図り、活用していきたい」と話した。

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