瓶詰めされた「朱」

桃の節句 古代米の「朱」を 日光の渡辺佐平商店 春の新酒 出来栄え期待

下野新聞
2020年3月2日

 【日光】今市の老舗酒造「渡辺佐平商店」で28日、桃の節句に合わせ限定販売する活性濁り生酒「朱(しゅ)」の瓶詰め作業が行われた。

 朱は、市内産古代米の黒米で作った赤色の酒と、市内産の酒米「とちぎ酒14」を使った活性濁り生酒をブレンドしている。製造15年目の今季から杜氏(とうじ)が下野杜氏に変わり、甘さを引き出すため古代米を蒸す回数を増やした。古代米の色素が弱く、赤色が例年よりも淡くなっている。

 この日は工場に甘い香りが漂う中、同酒造の従業員や市内の酒店関係者ら5人ほどが作業した。同酒造の渡辺康浩(わたなべやすひろ)社長(49)は「桃の節句にぴったりな色。甘くて飲みやすいので、飲んだことがない人にもぜひ飲んでほしい」と話した。

 瓶詰め(720ミリリットル)1本2400円(税込み)。計600本を1日から市内の酒店8店で販売する。(問)同酒造0288・21・0007。

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