「写仏」体験のチラシと用紙

外国人客に「写仏」プラン 日光山中禅寺立木観音 専用用紙使い筆ペンで15分 Оh! 絵ならトライできまーす

下野新聞
2020年2月26日

 【日光】日光山中禅寺立木観音はこのほど、インバウンド(訪日外国人客)向けに本尊の観音様を紙に写す「写仏(うつしほとけ)」の体験プランを用意した。近くには高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」が5月に開業する予定で、同寺は自然豊かな奥日光の名刹(めいさつ)で、日本の仏教文化に触れてもらうことを期待している。

 中禅寺湖の歌ケ浜に立つ中禅寺は、世界遺産日光山輪王寺の別院。周辺には県のイタリア、英国大使館記念公園もあり注目のエリアになっている。外国人も多く、新たな体験型観光が求められている。

 同寺では、写経体験者限定で金紙の特別御朱印を受け取ることができ人気だ。今回は、漢字の書けない外国人が写経体験する姿を見て「絵なら気軽に写せるだろう」と企画した。

 写仏用紙に描いてある「立木観音」のうす墨部分を筆ペンでなぞっていくと、約15分で完成できる。用紙は一定期間、本尊に供えた後、お焚(た)き上げされる。観音様は「子(ね)年」の守り本尊だという。

 日本人も体験でき、体験料は1千円。白金紙の特別御朱印も授かれる。

 同寺住職の人見良典(ひとみりょうてん)執行(しぎょう)は「外国の方にも、奥日光の観音浄土で仏に向き合う静寂な時間を体感していただきたい。地域の活性化にも寄与していきたい」と話している。(問)立木観音0288・55・0013。

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