「名画を読み解く」展20日開幕 茨城県近代美術館 珠玉の西洋絵画83点

茨城新聞
2020年2月20日

水戸市千波町の県近代美術館で珠玉の西洋絵画を紹介する企画展「名画を読み解く」が20日に開幕する。それを前に、同館主催のオープニングセレモニーが19日、大井川和彦知事らが出席して開かれ、会期中多くの県民が鑑賞することに期待を込めた。

同展は、ルネサンス期から現代までの西洋絵画の名品83点を、東京富士美術館のコレクションで紹介。「歴史画」「肖像画」「風俗画」など伝統的なジャンルごとに章立てし、19世紀以降の近代絵画については、ジャンルが崩れていく中での展開をたどる。

式典では、大井川知事が「西洋絵画は大好きで楽しみにしていた」とあいさつ。東京富士美術館の五木田聡館長は「当館の収蔵品だが、並べ方が違っているので面白い」と述べた。この後、両氏や尾崎正明館長らがテープカットした。

続いて内覧会があり、学芸員が、章立てに沿って鑑賞のポイントを解説。17世紀に描かれたアントニー・ヴァン・ダイク作の肖像画「アマリア・ファン・ソルムス=ブラウンフェルスの肖像」の前では、モデルの貴婦人が手にしている小枝に注意を向け、「恐らくオレンジの小枝だろう」などと、その理由を話しながら作品の見方を説明した。

同展の会期は4月12日まで。

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