家内安全や平和願う 鹿島神宮 初詣にぎわう

茨城新聞
2020年1月1日

令和になって初めての元日、県内各地の神社仏閣は未明から多くの初詣客が訪れ、家内安全や無病息災、商売繁盛など、新年への願いを込めて手を合わせた。

鹿嶋市宮中の鹿島神宮は、境内や歩行者天国となった参道が参拝客でにぎわった。昨年末に新築された授与所には破魔矢やお守りがずらりと並び、家族連れなどが買い求めた。

実家が潮来市で、毎年同神宮に初詣する川崎市の会社員、梅田洋一さん(48)は「子ども2人と自分がスポーツをしているので、けがのない1年にしたい」と家内安全などを祈願。初めて訪れた埼玉県鴻巣市の民生委員、森本明美さん(65)は「昨年は災害が多く気持ちがもやもやした。今年は平和な年になってほしい」と願った。

同神宮は三が日で約70万人の人出を見込んでいる。

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