古内茶素材に焼き菓子 城里町、大学・高校生と開発

茨城新聞
2019年11月16日

城里町は、常磐大や県立水戸桜ノ牧高常北校と進める地域おこし事業の一環として同町特産の古内茶を素材にしたマドレーヌ風の焼き菓子を開発した。16日に、同町古内地区で開かれる「古内茶庭先カフェ」(しろさとネットワーカー等連絡協議会など主催)でお茶とセットの菓子として提供される。

菓子の商品名は、「お茶」と「マドレーヌ」を合わせた「まちゃレーヌ」。水戸市笠原町の人気洋菓子店「パティスリートモジ」のオーナー、中村知司さん監修の下、スイーツ好きの大学生と高校生が製作した。同町下古内の茶舗「高安園」で極細にひかれた抹茶が使用され、茶の程よい苦味がまろやかな甘味を引き出している。

「まちゃレーヌ」は常北校で2日に開かれた文化祭で紹介され、「パティスリートモジ」でも1個194円(税込み)で販売されている。また、16日に同町古内地区の茶舗「高安園」や古民家「島家住宅」などで開かれる「古内茶庭先カフェ」では、休憩料1人300円(税込み)で、お茶とセットの菓子として提供される。問い合わせは城里町まちづくり戦略課(電)029(288)3111

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