守谷市ビール 醸造2度目、9000本販売

茨城新聞
2019年10月13日

守谷市は、市役所など市内で収穫したホップを使ったオリジナルビール「MORIYA GREEN BEER」を企業と共同で造り、販売を始めた。同ビールの販売は昨年に続いて2度目。自然の恵みを生かし、自然豊かで持続可能なまちにする取り組み「グリーンインフラ」の一環。市内の酒屋5店舗で販売する。9千本限定。

原料となるホップは、夏の日差しを和らげる「グリーンカーテン」として市役所で栽培。今年はさらに増やし、市立守谷小、御所ケ丘中、イオンタウン守谷などでも栽培した。9月にホップの実約1・5キロを収穫。まちづくりで市と協定を結ぶDHC(東京)の関連会社DHCビール(静岡)に持ち込み醸造した。

醸造されたビールを市内の酒店5店舗が買い取って販売する。市内の酒屋で販売することで、市の新たな特産品としてPRする。

ビールは口当たりが良くオレンジの果皮とコリアンダーの種を使った爽やかでフルーティな味わいが特徴。1本330ミリリットルで、価格は430円(税込み)。売り上げの一部(1本当たり40円)をグリーンインフラの取り組み資金に充てる。昨年12月に販売した5千本は、発売2週間で完売した。

市内の販売店舗は、玉兼酒店(本町)▽栗原酒店(同)▽地引酒店(けやき台)▽酒のふるや(野木崎)▽松丸酒店(御所ケ丘)-の5店舗。ふるさと納税の返礼品としても手に入り、飲食店でも提供の予定。

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