ろまんちっく村 29位に 19年版道の駅ランク 民間調査

下野新聞
2019年9月19日

 世界最大の旅行プラットフォームを運営するトリップアドバイザー日本法人(東京都)が18日までに発表した「トリップアドバイザーの口コミで人気!道の駅ランキング2019」で、「うつのみやろまんちっく村」(宇都宮市新里町)が29位にランクインした。

 全国の道の駅(今年6月現在1160カ所登録)のうち、1位は「いとまん」(沖縄県糸満市)だった。

 ランキング発表は5年目。毎年30位(2015年は20位)まで公表している。県内の道の駅がランクインしたのは、15年に「明治の森・黒磯」(那須塩原市青木)が4位になって以来、2度目。

 うつのみやろまんちっく村を運営するファーマーズ・フォレストは、道の駅発の課題解決ツアーなどの着地型観光や農業体験をはじめとしたコト体験コンテンツを重視してきた。

 松本謙(まつもとゆずる)社長は「滞在体験型の道の駅を目指してきたことが一定の評価へとつながった。とても光栄。スタッフ一同勇気づけられる」と喜んでいる。その上で「時代の変化とお客さまの期待の声や心に寄り添い、心よりのおもてなしを大切にしていきたい」と述べた。

 ランキング2019は18年8月~19年7月の1年間に、トリップアドバイザー上で道の駅に投稿された日本語の口コミの評価(5段階)点、投稿数などを基に独自の計算手法で集計した。