体験型日光ツアー提案 ガイド団体有志 第2弾に33プログラム

下野新聞
2019年9月9日

 【日光】市内全域で活動する観光ツアーガイドの団体有志でつくる実行委員会は7日から来年2月末まで、第2弾「あいに行く、NIKKO~日光まるごと体験旅」を実施する。昨年10、11月に行ったツアーより期間が長く、参加団体も5団体増えた。これまで体験型の観光が弱かった日光だが、ガイド付きツアーならではの魅力をアピールし、リピーターを増やしたい考えだ。
 市観光推進協議会ガイド部会に所属する団体のうち19団体が参加する。「まち歩き」「ネイチャー」「アクティビティー」の3分野で、昨年よりも19多い33プログラムを用意している。参加者は直接、ツアー実施団体に申し込む。

6日は、戦場ケ原の赤沼自然情報センターで記者発表と団体の紹介、モニターツアーを実施。昔から冬の誘客が課題になっている奥日光の自然公園財団日光支部のガイドは「冬に力を入れている。葉っぱが落ちた後のバードウオッチングがいい」などとアピールした。

このほか市街地から15分でアイスクライミングができる霧降高原、足尾銅山、日光杉並木のツアーなどが紹介された。

実行委員会は県内、都内でパンフレットを配布。ガイドツアーの詳細は、市のホームページ「あいに行く、NIKKO」で検索できる。(問)実行委員会事務局の市観光課0288・21・5196。

併せて今回は、市民にも地元をもっと知ってもらおうと初めて、ツアーに利用できる1千円分のクーポン券を発行した。1人1枚、1回限り。申し込みはツアー開催の5日前まで。(問)市地域振興課0288・21・5147。