江口さん「研さんの記録」 筑西、13日開幕 女性イラスト展 漫画の原画や似顔絵

茨城新聞
2019年7月13日

漫画家、江口寿史さんの描く女性像を集めた企画展「江口寿史イラストレーション展 彼女」が13日、筑西市丙のしもだて美術館で開幕する。報道陣向けの内覧会が12日開かれ、江口さんが作品を解説した。同展は江口さんが約40年にわたり描いてきた女性像の変遷に着目したもので、イラストを中心に等身大の人形切り出しなどを含め作品約300点が公開される。

江口さんは「デビュー当時から女の子をかわいく描くことに情熱を傾けてきた。(展示は)研さんの記録でもある。努力の跡がすごく見られると思う」とアピールした。

同展は2018年に金沢21世紀美術館(金沢市)で初めて企画された。筑西市での展示は兵庫県姫路市に続き3回目だが、内容はリニューアルされている。関東での開催は初めて。

特に、「すすめ!!パイレーツ」「ストップ!!ひばりくん!」など、代表作の漫画の原画が大きな見どころ。1977年のデビューから週刊漫画雑誌で描き続けた、江口さんの生々しいペンのタッチを見て取ることができる。また、2014年からボールペンを使って即興的に描いてきた似顔絵330点の複製が縦約4メートル、横約7メートルの壁一面に展示され、迫力がある。

14日午前11時から、江口さんがモデルの女性20人の似顔絵を描く「ライブスケッチ」が同館で開かれ、来館者は描写の様子を間近で見学することができる。

同展の会期は9月16日まで。問い合わせは同館(電)0296(23)1601

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