「納豆ご飯」専門店開業 水戸

茨城新聞
2019年7月11日

「納豆の日」の10日、水戸市梅香に納豆ご飯専門店「令和納豆」が開業した。多彩な種類の納豆をそろえ、県内外の“納豆ファン”を取り込みたい考えだ。運営するのは昨年創業したベンチャー企業の納豆(水戸市河和田、宮下裕任社長)。店舗はホテル2階の約132平方メートルを賃貸し、宿泊客だけでなく、周辺の医療機関や企業などからも利用を見込む。

使用する納豆は水戸市内のメーカー4社に加え、北海道や静岡、鹿児島県産などの計10種類。宮下社長が全国を巡り、「歯応えやうま味、粘り、香りなどで高評価」だった製品を取りそろえた。

主要メニューは納豆ご飯セットで、納豆が1種類選べる「梅」(600円)、同3種類の「竹」(千円)、同5種類の「松」(1400円)、同10種類の「極松」(2千円)を提供。夜にはアルコールのほか、納豆を使ったオムレツやマリネなどの料理も扱う予定。

営業時間は午前7時~午後10時。無休。売り上げ目標は月300万円。宮下社長は「納豆ご飯の専門店は全国でここだけ。水戸の納豆をけん引していけるような店舗にしたい」と語った。

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