「緑の宝石」収穫ピーク 鉾田

茨城新聞
2019年5月16日

「緑の宝石」と呼ばれるメロンの収穫が鉾田市で最盛期を迎えつつある。JAほこた(長峰茂通組合長)メロン部会長で同市二重作、田山浩志さん(58)方でも、爽やかな甘みが特長の本県オリジナル品種「イバラキング」の収穫作業に追われている。

同JAによると、茨城県のメロン生産量は、1998年から21年連続で全国トップ。中でも、同市は全国一のメロン産地として知られている。

田山さん方では、イバラキングを約1ヘクタール栽培。冬場に寒暖の差があったことで田山さんは「今年もおいしいメロンができた。消費者に喜んでもらえれば(生産者も)励みになる」と笑顔を見せた。

同JAの主力は、緑肉のイバラキングとアンデス、赤肉のクインシーなど。同JAは今年、計73万7千ケースの出荷を予定している。

収穫のピークは今月末から6月上旬ごろ。同JAは18、19の両日、農産物直売所「ファーマーズマーケットなだろう」(同市飯名)で「メロン祭り」を開催する予定だ。

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