結城蔵美館5周年 「御手杵の槍」核に催し 18日から

茨城新聞
2019年5月9日

結城蔵美館開館5周年を記念したイベント「結城晴朝公家督相続四百六十年祭」が、18日から6月5日まで、結城市結城の同館を中心に開かれる。同館で常設展示している「御手杵(ぎね)の槍(やり)」を核にしたイベントで、25、26の両日は全国にある5振りの御手杵が同市に集結。関係団体が一堂に会する初の御手杵サミットも開く。人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」のコラボレーションも実現した。

同館は、同市の歴史と芸術文化の情報発信の拠点として2014年5月にオープン。明治時代の見世蔵を改装した趣ある施設だ。普段は1階はギャラリーとして利用されているほか、2階に常設展示する「御手杵の槍」のレプリカは、ゲームの人気も後押しし、いまだ見学者が絶えない。

開館5周年を迎える今年は、御手杵の槍を主軸に記念イベントを企画。御手杵の槍は、結城家第17代・晴朝の愛槍で、今年は1559年に晴朝が家督を継承してから460年という節目でもある。

イベント期間中は、普段は展示ケース越しの御手杵の槍を1階に移設。360度から観覧できるよう特別展示するほか、県指定文化財の結城晴朝肖像画をはじめとした、非公開の貴重な史料を展示する。

さらに同館と刀剣乱舞のコラボレーションが実現。来館記念のウエルカムカードを配布するほか、市内の寺社などを巡るコラボスタンプラリーを開催。スタンプ設置場所には刀剣男士のキャラクター「御手杵」の等身大パネルも展示する。18日には、ゲーム宣伝隊長「おっきい こんのすけ」の撮影会も企画している。

25日は全国にある5種の御手杵を、市民情報センター(同市国府町)で一同に展示。同市の御手杵の槍を復元した静岡県島田市など、計6市の関連団体が活動報告を行う初のサミット、関連団体の繁栄を祈願する合同祈祷(きとう)祭や結城家歴史講演会も予定されている。26日は5種の御手杵の分散展示や火縄銃鉄砲隊里返り演武、弘経寺の歴史史料特別公開がある。

市商工観光課は「結城市に来ていただき、展示品の御手杵の槍や結城家の歴史に興味を持っていただけたら」としている。

期間中は同館や観光物産センターの休館日は設けない。問い合わせは市観光協会事務局(電)0296(34)0421

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