10連休、品定めも楽し 益子陶器市 初日に4万人

下野新聞
2019年5月1日

 過去最長の10連休となるゴールデンウイーク(GW)初日の27日、県内の観光地も家族連れなどでにぎわった。益子町では恒例の「益子 春の陶器市」が同町城内坂や道祖土(さやど)地区で始まり、早朝から多くのファンが駆け付けた。5月6日まで。

 陶器市は毎年春と秋に開かれ103回目。約50の販売店と約500のテントが出店し、来場者は品定めした益子焼の器や皿、お気に入りの雑貨類などを買い求めていた。出店者がクレジットカード決済できる環境も整備され、釣り銭対策などで約150店が導入したという。

 町観光協会によると、初日の来場者は約4万4千人。神奈川県藤沢市から家族と訪れた主婦青木智子(あおきともこ)さん(35)は「春の陶器市に来るのは3回目。好きな女性作家の食器などを買うことができてうれしい」と満足そうだった。