桜の下、ダンスや料理を 栃木 大平で31日にフェス 例年のまつり 一層華やかに 市民団体が初企画

下野新聞
2019年3月25日

 【栃木】見頃を迎える桜の下で国内外のダンスや料理を楽しむイベント「SAKURAフェス2019」が31日、市大平運動公園さくら球場西側広場で初めて開かれる。大平地域のまちづくり団体「大平わいわいテラス」の主催。同公園で例年4月に開催されている「おおひら桜まつり」の来場者の減少を受け、祭りを盛り上げようと同まつり実行委員会と共同で実施する。祭り期間中は公園前の桜並木のライトアップも行われる。

 おおひら桜まつりの来場者は2010年の約1万3千人から年々落ち込み、昨年は約6千人まで減少。そこで規模を広げて活性化や来場者増につなげようと、まつり実行委と大平わいわいテラスが手を組んだ。

 フェスはテラス内のグループ「地域イベントテラス」が中心となり企画。大平地域に外国人が多いことから、国際理解の一助にしようと海外のダンスや料理などを取り入れた。

 当日はベリーダンスや和太鼓演奏、参加型のサンバショーなどを県内外の8団体が披露。ペルーやトルコなどの料理が振る舞われるほか、ハンドメイド小物の販売やワークショップも実施する。

 フェス実行委員長の中島豊和(なかじまとよかず)さん(44)は「国際色豊かなイベント。一緒にわいわいしましょう」と来場を呼び掛けている。

 午前10時~午後4時。小雨決行。(問)中島さん070・1451・8989。

 おおひら桜まつりは4月6、7の両日。ライトアップは31日~4月7日の午後6~10時。