《北毛発 真田街道 湯めぐり》角間温泉 十勇士修行? 渓谷の秘湯

上毛新聞
2015年10月26日

群馬との県境近くにあり、険しい断崖が印象的な上田市の角間渓谷。「真田一族の隠し湯」として知られる角間温泉の一軒宿・岩屋館(同市真田町長、☎0268・72・2323)は、そそり立つ岩山に囲まれ、ひっそりとたたずんでいる=写真。
周辺は真田氏発祥の地とされ、城跡や寺社などゆかりの史跡が数多く残っている。真田信之、信繁(幸村)兄弟が子どものころからこの渓谷に通ったとされるほか、真田十勇士も厳しい自然環境の中で修行したと伝えられている。
岩屋館は1931年創業。芸術家や文筆家の隠れ家的宿として親しまれたほか、農閑期には地元農家の人たちが湯治に訪れたという。大自然の中、秘湯の雰囲気が味わえる一方で、上田市街から車で30分というアクセスの良さも人気だ。
女将の白石楠花さん(66)は「茶褐色の炭酸泉で、入ってもらえればお湯の良さが分かります」と自信を持ってPRしている。

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