連なる明かり 白銀の散策路  日光湯元で「雪灯里」

下野新聞
2019年2月4日

 日本夜景遺産認定のライトアップイベント「雪灯里(ゆきあかり)」が2日夜、日光市湯元の湯元園地で始まった。初日は花火大会も開催され、かまくらを彩る明かりと夜空に輝く大輪が来場者を魅了した。10日まで。

 期間中の午後5~9時、ミニかまくら約500個を並べてイルミネーションを点灯する。

 近隣の湯ノ湖湖畔前広場では「全日本氷彫刻奥日光大会」の作品もライトアップする。

 見物客は白銀の会場に連なる光を楽しみながら散策。午後7時半に花火の打ち上げが始まると、うっとりと見入っていた。

 家族3人で訪れた宇都宮市城南2丁目、小学4年井上瑛(いのうえあきら)君(10)は「寒さを忘れるくらいきれい。また来たい」と話した。